子どもたちに「ものづくり・空間づくり」の楽しさを体験ほしくて、オンラインサマースクールで挑戦した「ひみつきちづくり」。
この日も40人以上の子どもたちが、全国からオンラインで参加してくれました。
建築教育について
日本では「建築教育」と聞くと、大学などの専門的な機関で学ぶもの。とイメージされる方が多いのではないでしょうか。
デザイン先進国であるフィンランドでは、国の許可を受けたスクールで4歳〜19歳の子どもたちが「建築やアート」について体験しながら学ぶことができる環境があります。
自由でありながら高い学力を実現し、注目を集めているフィンランド。厳しい自然環境と共存しながら、快適な人工環境を作ってきた歴史の中で「建築やデザイン」が発展してきたといいます。
社会の一員として、柔軟な創造力をもって 良い環境づくりのために活動できる人材を育てる目的で「こども向け 建築教育」が取り入れられているそうです。
そんなフィンランドで「こども向け 建築教育」を学んでこられた、京都精華大学 デザイン学部 建築学科 教授 葉山勉 先生 に 今回の「ひみつきちづくり」を監修していただきました。
レッスンの様子
VIVID kids STEAM教室のレッスンは、観察<予想<実験<結果<考察<発展<発想<創造 の流れを繰り返しながらレッスンが進んでいきます。
ものづくりをする時に大切にしていることは、子どもたちの「自由な発想」「工夫するチカラ」 を引き出すこと。
製作をすすめる中で、どうしたら崩れにくい構造にできるか、どうしたらより広い空間にできるか、好みの壁や飾りつけにするためには… など、それぞれ工夫しながら個性的な「ひみつきち」がたくさん出来上がりました。
葉山勉教授 から 子どもたちへのメッセージ紹介
なかにはいるとたのしいね!
おうちのまどとカーテンのあいだに、つくえのしたに、ふとんのなかにはいると、「ほっ」としませんか。じぶんのからだが かくれると、あんしんするかんじがします。
おうちがないころは、にんげんは ほらあな でくらしていました。どうぶつにおそわれないように、かぜやあめやゆきが からだにあたらないようにするためです。
ずぅーっとむかしの にんげんがかんじたきもちが、いまでものこっているかもしれませんね。
体験レッスンのご案内
VIVID kids STEAM 教室では、子どもたちが目を輝かせながら主体的に学べる環境を用意しています。
考えること、創造すること、表現すること の楽しさを味わいながら、これからの時代に必要なチカラを磨いていくことができるレッスンをぜひ体験してみてください。